(日本商工会議所月刊誌「石垣」2000年4月号より)
一宮商工会議所
和洋菓子、繊維商品で新商品開発
一宮商工会議所(愛知県)は、和菓子、洋菓子、繊維商品の3分野で新商品研究を続けてきたが、このほど試作品(名称はすべて仮称)を完成させた。
和菓子部門は、市の花であるききょうをかたどった焼きまんじゅう「帰郷」、大和芋やあずきようかんを蒸して5色に染めた「尾張かるかん夢五織」の2品。どちらも市の木であるクロガネモチから採れるはちみつ「ふくらみつ」を使っている。
洋菓子部門では、ふんわりとした口溶けでウールの毛をイメージした「毛玉チーズケーキ」、尾張独特のみそ味を基調とした「味噌煮込みパイ」、ユズ、りんごなど七種の味のスティック状ケーキ「七色138ケーキ」の3品。
繊維商品では、尾州の伝統的な特産品・縞織物を毛織物にアレンジした「現代版尾州縞」と、キキョウの花を題材にした「桔梗柄」を試作した。水洗いのできる加工や、チクチクする不快感を除く特殊加工を施した。2つの柄を使ったベストやスカート、 帽子などの衣料のほか、インテリア製品やバッグ、スリッパなどの小物への応用も考えており、統一ロゴマークをつけて百貨店などに売り込む方針。
同所では、12年度から販売経路や名称の決定に取り組み、商品化を目指す。「インターネットを活用した通信販売も利用して、全国に販路を求めるが、まず地元・一宮市民に製品を知ってもらうのが先決。積極的なPR活動を今後も続けていく」と原誠完常務理事は話している。
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