景気キーワード



●駆け込み需要の反動

 駆け込み需要の反動があったとのコメントが各地から寄せられた。  建設業では、「仕事量の減少、新規受注件数が減少している」(釧路、帯広、水戸・塗装工事、古河・電気工事)との指摘がある中、「少ない工事を巡り激しい競争が続いている。」(福山・土木建築他)との声が寄せられた。製造業では、住宅着工件数の減少に伴い、「荷動きが鈍い、低調」(山形、水戸、日田・木材他)で、「夏から秋頃までは厳しい状況が続く見込み」(姫路・鉄工)との声が寄せられた。小売業では、「売上が落ち込んでいる、苦戦している。」(札幌、米沢、塩尻、柏、東京、豊橋、八尾、呉、大分・大型店、宮古、那珂湊、大津、桑名、新宮・商店街他)との声が多く、個別商品では「外商関係が低迷」(帯広・大型店)、「高額、大型商品の売上が減少」(柏崎、伊那、宇都宮、貝塚、日田・大型店、伊万里・商店街他)、「衣料品の売上が低迷」(磐田・大型店、仙台・商店街)との声が寄せられている。この反動からの回復時期についても、様々な見通しが寄せられており、「4月中旬以降、下旬頃から回復傾向」(柏、島田、小牧、川之江・大型店、泉佐野・商店街他)との声や「6月頃から回復、中元商戦以降」(横浜、京都、福山、鹿児島・大型店他)との声がある。サービス業では、「貨物取扱量が減少、荷動き鈍い」(札幌、高岡、銚子、京都・運輸他)との指摘や「客数の減少」(銚子・旅館、橿原・飲食店)したとの声もある。


●先行き不透明感

 依然として、各業種とも先行き不透明感を拭い去れない状況にある。 建設業では、「公共事業見直し報道」(新井)や「反動の影響」(倉敷・管工事)、「昨年以上の落ち込み」(高岡)等によって、「先行き不安、不透明、明るい見通しが持てない」(富士宮、小牧・造園他)との指摘がある。製造業では、「反動の影響」(帯広・家具建具、和歌山・建具他)によって、先行き不透明感を訴える声が寄せられた。また、「消費税率引き上げの影響、個人消費の影響、円安の影響」(那珂湊・金属加工、松任・鉄工、佐野・縫製他)によって、先行き不透明感が生じているとの指摘もある。小売業では、「消費税率の引き上げ、反動の影響」(鹿児島・大型店、日立、伊丹・商店街他)によって、先行き不透明感が増している。サービス業では、「消費税率引き上げによる個人消費への影響」(山形、会津若松・旅館、銚子、川崎、玉野・飲食店他)を懸念する声が寄せられ、また、「特別減税の廃止」(桑名・クリーニング他)も先行き不透明感を増す要因であるとの指摘もあった。

【景気キーワードの推移】
 年  月 景  気  キ ー ワ ー ド
8年11月
  12月
9年 1月
   2月
   3月
   4月
需要上向き(気配)
需要上向き
先行き不透明
先行き不透明(消費税)
先行き不透明(消費税)
駆け込み需要の反動
需要低迷
需要低迷、減少
採算の悪化
駆け込み需要
駆け込み需要
先行き不透明感
先行き不透明(不安感)
先行き不透明
消費税
      
      
景気キーワードは、調査対象組合等の各月におけるトピック・関心事項などに関しての自由回答をまとめたもの。

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●売上(受注・出荷)の状況についての判断
●採算の状況についての判断 ●景気キーワード
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