串木野商工会議所(鹿児島県)が産業観光の振興に向け、本格的な取り組みを開始した。
串木野市では、2003年に閉鎖された「ゴールドパーク」跡地を再開発した、「薩摩金山蔵」が4月にオープンする。同施設は、旧薩摩藩にとって貴重な財源であった薩摩金山の坑道跡を利用した地下に、焼酎の仕込み蔵と熟成のための貯蔵庫を建設し、一定の温・湿度の環境で熟成させると焼酎がまろやかになることから、観光客・一般市民からも熟成前の焼酎を預かる。また、金坑道を流れる鉱物を含んだ湧き水の温浴施設や、焼酎風呂、地場食材を使った精進料理のレストラン、金山の資料館なども設ける。
「薩摩金山蔵」のオープンを契機に、同商工会議所は、「串木野市にとって重要な観光資源となる産業観光に、今後も積極的に取り組んでいきたい」としている。