賠償リスクの変化とその原因

事業者にとって心配な賠償リスクのトップは「製品の品質に関する事故」。賠償リスクに関する意識調査(22年・東京海上日動火災保険実施)によれば、調査対象者の29%が過去10年間に賠償トラブルを経験している。さらに、その平均件数は増加傾向にあり、賠償リスクがより現実的になっていることがうかがえる。

 また調査対象者の68%が、10年前と比べて、「賠償リスクが高まっている」と回答。賠償リスクへの関心は高いレベルで推移している。

 その主な要因は、「人々の賠償意識の高まり」(68%)が最も多く、それに「クレーマーの増加」(64%)が続いている。そのほか、「コンプライアンス意識の高まり」(50%)、「社会全体のモラル低下」(43%)、「賠償請求根拠となる法令の新設・改正」(41%)となっており、こうした上位の項目は前回調査と共通している。

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